千葉大学 都市環境システム 塩田研究室
研究内容:確率モデルとその応用
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 私達が目にする現実の現象は様々な要因が複雑に絡み合って生じています.しかし,その中でも最も本質的な要因を探り出し,それ以外の要因をそぎ落としたなるべくシンプルなモデルを構成し,モデルに基づいて現象を説明する研究が自然科学や工学の分野で昔から行われてきました.待ち行列モデルもその一つです.
 私達の研究室では,特に確率的な要因を考慮したモデル(確率モデル)を用いて,現実の現象を説明するとともに,工学的・社会学的な応用を検討する研究にも取り組んでいます.最近の研究例として,レストランの客席案内や,ネットワーク上の合意形成があります,例えば,10席のカウンターのあるラーメン店に1人客が来たとします.左端の席が1つ,真ん中に3席空いているとき,どの席に案内するのが一番良いでしょうか.また,案内する席の違いは,どの程度売り上げに影響するでしょうか.これは確率モデルを用いて調べることができます.
 また,ブログ, Twitter などのソーシャルメディアを通じて私達は相互に情報や意見を交換するとともに, 無意識のうちに他者から影響を受けて意見が変わっていきます.インターネット上での情報や意見の交換により, 私達の意見はどのように影響されるのか, また意見の交換を通じて, いずれ一つの意見に収束するのか(合意形成), それとも幾つかの意見に分散するのかは社会学的に興味深い問題です.私達は確率論や統計学を用いてこの種の問題に何らかの解答を与えることを目標に研究を行っています.
   
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